■花乱社・創業4年目 |
やっぱり朝になって忘れていたところ、ずっとお世話になっている I ご夫妻から恒例の──と書くのは不調法だが──お花が届けられた。
いわば「散文」のごとく坦々と綴りつづけるしかない毎日、このように突然、「詩」の到来があって、ふと目を上げ雲を眺めたり、振り返って自分の影を確かめたりする。
自らには忘れたいことが山ほどあるからこそ、忘れないでいてくれる方のお気持ちが嬉しい。
もう一つ、高校時のクラスメイトからお祝いメールをもらった。
【今日は大切な記念日ですね。
「得体の知れないメランコリー」に陥ることなく、お元気でこの日を色々な感慨にふけりながらお過ごしのことでしょう。
都会の片隅のセミや自宅のやまぼうしに、自然の摂理の偉大さを感じたり、満月に吠えたくなったり……これからもあなたの、あなただけに与えられた感性をみがきながら、お仕事に励んでください。
お互いに思い出に残る1ページを作りましょう!】
真面目な優等生だった彼女、8月の同窓会で四十数年ぶりに会った時、「平凡な…」と言っていたが、賢く優しい妻・母として生きてきたその人生は立派だ。勿論、「葛藤」や「闘い」も様々あったことだろう。
このブログにも目を通してもらっているようだ。
私は私で、仕事そして残りの人生に、自分の持てる情熱をどれだけ注ぎつづけられるか、やってみるしかない。