■今年2冊目の南冥関係書──『亀井南冥小伝』案内 |
1月刊行の早船正夫著『儒学者 亀井南冥・ここが偉かった』に続くもので、今年は南冥関係書を2冊出すことになる。前者は、南冥6代目の孫によるやや詳細な紹介、新刊分は、南冥の生涯と目指した学問についてコンパクトにまとめたものとなっている。
著者は地元福岡・福翔高校の教諭。広く目配りのきいた記述で、現在望まれる亀井南冥最良の伝記となっているのではないだろうか。
まずは出版を通して「福岡」に少しでもこれまでのお返しをしたい、という想いから言えば、また一冊積み上げることができそうで嬉しい。

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