■週替わりの夕暮れ[2014.3.21・23] |
雲
くものある日
くもは かなしい
くものない日
そらは さびしい
雲
いちばんいい
わたしのかんがえと
あの雲と
おんなじくらいすきだ
[3.21]
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こんなのもある。
(「断章」より)
おんなには
こころはない
ことに若いおんなにはない
かれらの肉たいは
そのまんまでこころである
だから男よりは神にちかい
[3.23]
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以上は勿論、二十代の詩(八木は29歳で没)。
これが詩だ、とも、これは詩ではない、とも言える。
ともかく、最早我々は、このようには歌えないのだ。