■山本友美さんの出版お祝い会、そして週替わりの夕暮れ[2014.6.22] |
20日、久留米市・山水荘にて山本友美さんの『また「サランへ」を歌おうね』の出版お祝い会が開かれ、私もお招きいただいた。詳しくは伺わなかったが、出席者の多くは、山本さんの地元である広川・久留米在住で、20年来のお付き合いの方々のようだった。
三々五々に近い集まり方で、宴会開始後小一時間経った時には20名程になっていた。興味深かったのは、山本ご夫妻も含め、合わせて出席者の半数以上となる6組のご夫婦が参加されていたこと。これはなかなか珍しい。
てきぱきとした司会進行により、会の最初に主として本の読後感、全員揃って改めて自己紹介をということで、個々人のスピーチがほぼ二巡。陶芸家、僧侶、神父などお仕事も多彩で、奥さん方も含め、それぞれ簡潔明瞭な話をされることに感銘を受けた。充実した交誼の歴史と社会の中でそれぞれの役割をきちんと果たしてこられたことが察しられた。
[山本友美さん]
ところで、山水荘到着時点で、私は庭のガクアジサイが奇麗だと聞いていた。そのことを思い出し、何とか場をはずして立派な池もあるらしい庭に出た時は、もうとっぷりと暮れていた。少々悔しい。改めて訪れたい。
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そして、22日。
先週はウォーキングを休んだので、朝からうずうずしていた。夕方になり微雨が戻ったが、却って涼しいくらいだ。
西ノ堤池(福岡市城南区)は静まり返っていた。もうこの時季、家に帰り着く頃までも明るい。
本当にしつこいが、今年最後のガクアジサイ。やっぱりこの青に惹かれる。
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少し日にちが経って書いているので、もう一つおまけ。
23日は豊前市に出張。一軒目の訪問先を辞し、道路脇に車を停めて一服していると、傍の溜め池の一郭に薄紫の花が浮かんでいる。ホテイソウだ。あの親しみのある丸っこい葉柄の上に、清楚でゴージャスな花を掲げている。この花を初めて意識して見たと思う。思いがけない人からさり気ないプレゼントをもらったようで、何だか嬉しくなった。
[6/26最終]
→花乱社HP