■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30] |
夕刻、この日曜日に…と諦めきれない気持ちから、近くの公園グラウンドへ偵察に。
雲の動きが速い。幾らか濡れることを覚悟すれば、歩けそうだ。
![■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30]_d0190217_21244139.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201411/30/17/d0190217_21244139.jpg)
10分後、このところのウォーキング・スタート時間になると、心変わりしたかのように雲がサーッと退いていった。
急に鳥たちの声が聞こえてくる。やはり雨上がりを喜んでいるのか。
![■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30]_d0190217_2125771.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201411/30/17/d0190217_2125771.jpg)
三日前に見事な紅葉を楽しませてもらった樹々も、大半の葉を落としていた。
こんなに暖かい晩秋でも、散るものは散る。
![■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30]_d0190217_21253888.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201411/30/17/d0190217_21253888.jpg)
上空は風が強いのだろう、刻々と空の様子が変わる。
また雲が寄って来て、次第に賑やかな夕空となる。
![■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30]_d0190217_21255299.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201411/30/17/d0190217_21255299.jpg)
見上げると半月。
ここでは大隈言道(おおくまことみち、1798ー1868年)の歌を引いておこう。
酒にゑひて川に落ちいりて詠める
何をかも落としやせしと水みればそこに残れる片われの月
気分は実によく分かる。
明日から師走。心しておきたい。
![■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30]_d0190217_21263065.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201411/30/17/d0190217_21263065.jpg)
現れては消え、離合集散を繰り返す雲。
行方を追っても詮無いことだが。
![■賑やかな夕空、片割れの月[週替わりの夕暮れ:11.30]_d0190217_21261344.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201411/30/17/d0190217_21261344.jpg)
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