■古書店の閉じ方──葦書房・宮徹男氏の閉店挨拶状 |
概ね旧い順にランキングより去っていくが、出たり入ったりを繰り返したり、新しい記事にリンクを張ったことから久し振りに再登場するものもある。
それはそうとして、大分前から少々不思議なのは、昨年10月の「古書の葦書房、来年末で閉店」がずっとランキング上位に陣取っていることだ。どんな人が、どのような関心から見ているのだろうか。
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その葦書房の宮徹男さんから「店舗閉店のお知らせ」の葉書が届いた。立派な和紙、折り目正しい文章。流石に宮さんだ。
店舗閉店後も当分の間、ご自宅で業務を行うとのこと。まだまだお忙しそうだ。
私は、古書の葦書房と宮徹男さんを “福岡(九州、と言ってもいい)の文化遺産” と思ってきた。閉店記念誌「古書肆葦書房とその時代」といった本刊行に、いつ漕ぎ着けられるだろうか。

[12/25最終]
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