■日曜日の来電──週替わりの夕暮れ[2015.1.18] |
電話も入らず誰も来ない静かな環境で……と思った矢先に電話が。先日の「西日本新聞」記事を見た方から『栗山大膳、黒田騒動その後』の注文だ。
私くらいの年齢──というふうに、よく電話の相手の年齢を推測する──の女性で、旧姓栗山、即ち大膳の子孫ということだ。幼い頃から「先祖に福岡藩家老がいて、何か不始末があってどこかに飛ばされた」などと聞いてきて、以前はあまり関心がなかったが、だんだん知りたいと思うようになってきた(そういう年齢だ)、と言われる。実家は田川市、現在は福岡県築上郡吉富町にお住まい。
本の注文のためにいただいた電話を長引かせるのは遠慮すべきだが、実は吉富町(小犬丸)は父の出身地なので、ついその話をしてしまう。「あら、そうですかー」ということで、急に親密な感じに。同町には今でも(当然だろうが)私と同姓の人がたくさん居るようだ。
電話の切りがけには、獣医をやっていますので、お近くにお出での節はどうぞ寄って下さい、と。気さくな方だ。残念ながら私はペットを飼っていないが。
一本の電話、そして一冊の本がつなぐもの──。きっと、「先祖復権」の大事な書物となることだろう。
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[事務所入居ビルから]
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