■花乱社創業6年目の初日夜に |
つい日常のあれこれに考え及んでしまうが、何らかアイディアや解決策を得るために来たのではない。
時々の花、葉の形や枝振りの気になる樹に眼が行くが、それらを愛でるために来たのではない。
水辺の濃い空気は好きだが、そこに飛び込むために来たのではない。
そして勿論、自分の元気さ、足腰の達者さを誰かに誇りたくて来たのではない。
ウォーキング、歩くこと──フィールドが何処であれ、それはただひたすら、一度限りの自分の身体に付き合うこと。
まだ生きていることを味わうための時間。
(今夜、6歳年下の知人の通夜だった)
さて、そのように、なお仕事をしていこう。

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