■嬉しいお祝い訪問、そして週替わりの夕暮れ[11/8] |
芽出たくも
七五三の
三つすぎ
(あとは七年目)
と。小社創業満5年のお祝いに来ていただいたのである。
一升瓶は、鹿児島県指宿市・大山甚七商店(宮ケ浜蒸留所謹製)の「問わず 語らず 名も無き 焼酎」。初めてお目にかかる芋焼酎だ。裏のラベルに「飲んで分かって欲しいと『製造方法はすべて蔵の秘密とします』と銘記してあるこだわりの逸品です」と。何だか奇妙な口上だ(だが、味は重厚な辛口だった)。
それはともかく、「三つすぎ」と書かれているように、確かに、お二人にご来駕(来賀)いただくのは今回が三度目。2012年3月に「持つべきものは、本好き・酒好きの先達哉」で書いた時が最初で、その後二度目が……という朧な記憶だが、前者は創業から1年半の頃。「(一)三・五」ということだと、回数はいいとしてどうも経過年月が合わないのは、私の記憶の混乱か……。この5年間のダイアリーで調べてみよう。
*追記:その後、2010年のダイアリーをめくると、当該月日欄にはメモを残していないが、確かに10月1日創業以降年内に、お二人に来社いただいたことは記録していた。やはり(おおよそ、だとしても)「一・三・五」であった。因みに、その時に頂戴した焼酎は「晴耕雨読」。
ともあれ、80歳になられるお二人から、愛読してきた著者の話、携帯もスマホも持たない日常のことなどを伺い、短いながらゆったりとした一時までをもプレゼントしていただいた気がした。
「あとは七年目」というのは、年齢を考えると……お二人にとっても、それとはない一つの「目処」でもあるのではないだろうか、と思った。勿論、花乱社も無事に、というより、ともかく駆け抜けた7年──といきたいものだ。
![■嬉しいお祝い訪問、そして週替わりの夕暮れ[11/8]_d0190217_22283311.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201511/08/17/d0190217_22283311.jpg)
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ほぼ一日雨の予報だったが、時折陽が射したりして、妙に生暖かい日。
朝食後、直線的でダイナミックな雲を見た。これも、飛行機雲の変化したものか。
![■嬉しいお祝い訪問、そして週替わりの夕暮れ[11/8]_d0190217_22284934.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201511/08/17/d0190217_22284934.jpg)
夕方5時にウォーキングに出発しても、もう日没と遭遇することはできない。
西ノ堤池を5〜6周するうちに、重たい雲から細かい雨が落ち始めた。
![■嬉しいお祝い訪問、そして週替わりの夕暮れ[11/8]_d0190217_2229331.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201511/08/17/d0190217_2229331.jpg)
そのうち本格的に降り始め、やむを得ず早仕舞いして帰る頃には、油山が巨大な鉄錆色の雲に押しつぶされていた。
![■嬉しいお祝い訪問、そして週替わりの夕暮れ[11/8]_d0190217_22291841.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201511/08/17/d0190217_22291841.jpg)
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