■油山雪景色、週替わりの夕暮れ・台北編 |
夕方まで『中国の古橋』(→紀元前からの中国の橋──榊晃弘写真集『中国の古橋』)組版データの出稿前点検を行い、流石に今日はウォーキングというわけにもいかないので、買物がてら油山の麓付近まで散歩。
相当に冷えていたが、雪に覆われた油山を見れば、やはり登れないことが勿体なかった。
以前の油山行→やっぱり、雪の油山

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先々週末、少し遅れた正月休みという名目で台北へ(二泊三日)。台北は三度目、2年前(→幻惑的台湾、そして高度1万メートルの夕暮れ)にも訪れ観光地はおよそ観たので、今回は基本的に食事中心。食べた物を書き上げると、牛肉麺、各種小龍包、餃子、焼き飯、麺線(ニュー麺)、野菜の炒め物、出店での色々。
ただ、1カ所、夕陽を眺めるのにうってつけの名所だと聞いて、電車で小一時間の淡水まで足を延ばした。

広々として気持ちのよい海岸だ。

まるで海市(海に浮かぶ蜃気楼)の如き街。

海岸に面した小径には小さな店がびっしりと並び、カップル、家族連れで賑わっている。台湾人も相当買い食いが好きなようだ。

ガジュマルを潜って歩く。対岸に見えるのは観音山の山裾。

帰路、桃園空港にて(ガラス越し)。旅客の胸に物悲しさが訪れるシチュエーション。
