■『中国の古橋』が「朝日新聞」に──ネット注文をされる方へ |
→「中国の古橋訪ねて5万6千キロ 160カ所、写真集に」(朝日新聞デジタル)
→「中国の古橋訪ねて5万6千キロ 160カ所、写真集に」(gooニュース)

その分を転載させていただこう(記事全体の半分程)。
中国の古橋訪ねて5万6千キロ 160カ所、写真集に
九州でよく見かける古風な石橋。ルーツはどこだろう。答えを求め、ベテランの老写真家が広大な中国に旅立った。石橋、つり橋、屋根付きの橋。この春刊行した写真集には、悠久の歴史や人々の息づかいを伝える160カ所余りの中国古橋が並んでいる。
装飾古墳の撮影でも知られる、福岡市在住の榊晃弘(さかきてるひろ)さん(80)。調査に20年、撮影にまる4年。都会から田舎まで中国中を10回にわたりレンタカーで走破し、距離はのべ5万6千キロ。軽く地球一周を超える。レンズに収めた成果が『中国の古橋 悠久の時を超えて』(花乱社、5616円)に結実した。
「とてつもないスケールに圧倒されましてね」
400メートル余に及ぶ江西省の万年橋は重厚な石造りのアーチ橋。2キロもある福建省の安平橋には通行者のために五つのあずまやがある。運河に並行したシンプルな船ひき橋は人がロープで船を引っ張る施設で、3.5キロに及ぶものも。雨風をしのぐ屋根を乗せた風雨橋の外観は竜の背がうねるよう。湖南省や貴州省のものは巨大な楼閣を乗せ、まるで城だ。
隋・唐代から再建や修築を繰り返してきた歴史的な橋もあれば、庶民に愛されてきた身近な橋も。特に南方は「南船北馬」の言葉があるほど運河が多い。
「中国の橋は地域ごとに個性が豊か。人の暮らしや歴史、伝統技術が詰め込まれている。近代の橋にはない、いとおしさがあるのです。古い橋を残そうという機運も生まれています」【以下略されている】
記者は、編集委員の中村俊介氏。周到で、関心を引き付ける文章は流石。有難いことだ。
早速知人から電話注文をもらったりしているし、小社にはたっぷり在庫はあるのだが、問題はネット注文。今朝の時点で、Amazonでは中古品しか取り扱っていない(「カートが落ちている」と言うらしい)。これは、Amazonの販売・流通システム──及び彼らの営業戦略──が複雑怪奇で、いずれ「在庫あり」に “復旧” するだろうが、どこの小規模版元も唖然・困窮していることと推測する。
ネットでの場合、
→版元ドットコム
→hontoネットストア
→紀伊國屋ネットストア
→楽天ブックス
などでも購入できる(いずれも送料不要)。
勿論、小社にご一報いただければ、送料サービスで直送します。
→花乱社HP
→花乱社代表アドレス info@karansha.com
●参考記事
→紀元前からの中国の橋──榊晃弘写真集『中国の古橋』
→榊晃弘写真集『中国の古橋』の装丁
→榊 晃弘写真集『中国の古橋』に寄せられた声