■二つの出版パーティー──『いのちのふるさと 海と生きる』・『医者も知りたい 面白医学英語事典』 |
北の海から、何か光明を伝えるものがやって来る前触れのような。
●24日 京都
出版パーティー出席のため京都へ。何の本のパーティーかと言うと、これが珍しいケースで、小社刊の『いのちのふるさと 海と生きる』(田中 克 編)、それに昭和堂(京都)刊の『女性が拓く いのちのふるさと 海と生きる未来』(下村委津子・小鮒由起子・田中 克 共編)は、それぞれ「森里海を結ぶ[1]」と「同[2]」という冠を被っていて、要するに姉妹編の2冊、それで合同で出版パーティーをやろうということに。
パーティー開始まで少し時間があったので、昨晩秋、じっくりとは見られなかった錦市場へ。
→二日間の京都紅葉三昧
そもそも錦市場は、この、一番奥まった所にある錦天満宮の門前市場だったのだろう。
会場は、京都大学医学部芝蘭会館山内ホール。大学付近には、懐かしい立て看が。
こうした「反権力」こそが若者の特権だと思うのだが、さて、この道路半占拠状態に対して、京都府警は温情主義を標榜しているのだろうか。
木立の中の芝蘭会館山内ホール。
パーティー世話役、というよりも、そもそも「森里海連環学」の提唱者であり、この「森里海を結ぶ」シリーズの仕掛人でもある田中克氏(京都大学名誉教授/舞根森里海研究所長)の挨拶で始まる。
参考→『森里海連環による有明海再生への道──心の森を育む』
「NPO法人森は海の恋人」代表・畠山重篤氏(左)他の執筆者陣。
●25日 福岡
ホテルニューオータニ博多にて、木村専太郎著『医者も知りたい 面白医学英語事典』出版記念祝賀会が開かれた。
ご参加いただいた方は300人程。これだけの人数も初めてだが、木村氏の希望で全員着席形式にした出版パーティーも珍しい。
アトラクションでハーモニカ演奏をする木村専太郎氏。79歳。
こういう花も届いた。下世話ながら、どれほどするものだろうか……。
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