門司の「GALLERY & CAFE Girasole(ジラソーレ)」で開かれている園田鶴代さんの「ポジャギ作品集出版記念作品展」に行ってきた。以下、写真を並べる。まず、ギャラリーの入り口から。門司駅裏の整備された一郭にあり、予想外に(失礼)立派でお洒落なロケーションだ。
あるある、窓が。
ポジャギの展示には窓が必要、と園田さんから聞いていた。

これが、作品集の制作時点から私が気になっていた作品。
川上信也さん撮影ながら、「この写真は、本当にピントが合っているのか…?」と。
展示会場に入ってすぐ右手、窓からの外光を透かしてこの作品を観た時、私はすぐさま、「ポジャギは透け感が大事」という園田さんの言葉の真実を理解した。この作品のボケた感じは、カラフルなパッチワークの裏に柄付きレース様のごく薄い生地が張られていて、光に翳すと表面が浮いたように見えることから。
「Gスタ あれこれ通信」Vol.23(2017-2018冬号 Gスタジオ自由ケ丘店・宗像市)に園田鶴代さんへのインタビューが。



「あなたが作るポジャギは、やはり日本人の感性のもの」と韓国人に言われるらしい。
「ジラソーレ」の隣は旧サッポロビール醸造棟。この付近、生活臭は全くないが、そぞろ歩きには良さそうだ。