●7月3日仕事での要請があり、一泊行で東京に。ノロノロ台風のせいで、飛行機で行けるのかどうか少しやきもきしたが、ともかく雲の上まで出れば問題無し。機上より見る富士山。千代田区紀尾井町の弁慶堀ボート場。
宿泊ホテルに向かう途中、弁慶橋の上から。所々、昔ながらのこういうスポットを残しているのが江戸東京。要するに、基本、田舎者が集まってできた街。築地本願寺。
以下、ウィキペディアによれば、そもそもは1617年に西本願寺の別院として東日本橋に建立。
現在の本堂は1934年の竣工(伊藤忠太設計)、重要文化財指定。
古代インド様式をモチーフにしており、現在においても斬新かつ荘厳で、築地の街の代表的な顔だとか。
そう言われれば、この写真だけでなら台北でもバンコクでもハノイでもよさそう。
築地場外市場。
海鮮丼を食べに行っただけだが、やっぱり市場は面白い。
やはり外国人の方が多そうだ。
ここもまさに台北のような……。
ホテル(赤坂見附)の部屋から眺める新宿方面。
打ち合わせで訪れた明治記念館の玄関から見遣る東京の日没。
●7月4日
朝食時、ビル屋上群の凸凹振りが気になって。
もう6〜7年の付き合いのモリモト印刷、その社屋と営業担当の居島さん。
身長185センチ。体はデカイが、神経はとても繊細。
同じく新宿にある、出版取次店の地方・小出版流通センター。
地方出版社や在京の小出版社が足を向けて寝られない存在。
東京ミッドタウン(六本木)内の「ガレリア」。
2013年にミラノに行って以来、ガレリア(通例、ガラス張りの屋根のある大きなショッピングセンター)は私にとって見過ごせない施設。
でもここは、名前が少々誇大なのでは。
悪趣味かも知れないけれど、本家ミラノ・ガレリアを並べておこう。
→イタリアの光と影──ローマ・フィレンツェ・ミラノ1週間の旅国立新美術館ではルーヴル美術館展「肖像芸術──人は人をどう表現してきたか」が開催中。
新美術館を観てみようという程度で展示には期待していなかったが、まさに「人は人をどう表現してきたか」を考えさせられる良い企画だった。
一番印象に残ったのは、やはりヴェロネーゼの「女性の肖像(通称:美しきナーニ)」(1560年頃)。
魅かれる美は大体みな同じ。いや、そもそも「美」というのはそういうものだ。
羽田空港にて。何がなんでも東京の夕暮れを見納めてやれ、というところ。