夕方近くに驟雨、大粒の雨脚が見て取れた。草木の喜ぶ気配、共鳴する我が命。(御免、大雨の話をしているのではない)俄雨が上がった途端、蝉時雨が戻ってくる。
そういえば今朝、今年初めて、クマゼミに起こされたのだった。
夕刻、歩き始めは夕涼みのシャワーのようだった雨が、次第に激しくなってくる。
ウォーキングを早めに終えて、自宅近くの公園にて未練がましく残照を収める。●7月21日
8月下旬に移転する新事務所の窓からの光景。福岡都市高速道路が視野の端に。真正面に邪魔な構造物があるのは……何処も同じ。世の中、儘ならない。というより、ともかくあとは想像力の世界。これが5階事務所からの西側の景色。
ビル最上階の夏の暑さは如何ほどか──ともあれ、与えられた道のど真ん中を進むしかない。友人と飲みに行く途中、天神繁華街の空。
今更ながらだけれど、街にはこんなに人間とりわけ若者が居たのか──。戦後最悪の政治屋共、彼/彼女らの行く末を悲しませるな。
あなたと歩む世界は 息を飲むほど美しいんだ 人寄せぬ荒野の真ん中 私の手を握り返したあなた
あなた以外なんにもいらない 大概の問題は取るに足らない 多くは望まない 神様お願い 代り映えしない明日をください
戦争の始まりを知らせる放送も アクティヴィストの足音も届かない この部屋にいたい もう少し
Oh 肌の匂いが変わってしまうよ
宇多田ヒカル「あなた」