まだ秋のとば口、と言っていい日曜日。雨の予報だったし仕事での立ち回り先が2軒あったので、今日は歩けるとは思っていなかった。だけど、拾い物のような夕暮れウォーキングが叶った。雲がたたなづいているのは、まあ、いいとして。
さて、これは紫式部か小紫か。![■紫式部か小紫か──週替わりの夕暮れ[9/9]_d0190217_21165692.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201809/09/17/d0190217_21165692.jpg)
雲の多い西空より、今日は東の空が興味深い。
乳白色がかった透明感とでも言おうか。
この時刻、ツクツクボウシが唱い終わり、コオロギの出番となった。
池の端(はた)にある3段ステップの昇降エクササイズを終えて空を見上げると、東の空を褒めたことが気になったのか気に入らなかったのか、西空にて急展開が起こっていた。コオロギが多彩な声で夕暮れを謳歌している。
ちゃーんとオトシマエはつくものだ。
このような夕暮れに出会えるのなら、まだもうしばらく生きていてもいい──そんな気になる。
もっと燃えろ、と思ったが、この後5分足らずでダークトーンの雲が西空を覆った。
![■紫式部か小紫か──週替わりの夕暮れ[9/9]_d0190217_21051295.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201809/09/17/d0190217_21051295.jpg)