●22日新事務所ビルから。天神(5丁目)に引っ越して以降、結構鱗雲を見る気がする。![■夕暮れの「曙光」、たまさかの希望――週替わりの夕暮れ[9/22・24]_d0190217_21284879.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201809/24/17/d0190217_21284879.jpg)
鱗雲というのは、雲形の多彩さの代表格(もしくは象徴)のような存在ではないか。
鱗雲に気づくと、その図柄のリズムに心が浮き立つ。
「右へならえ」とか「この指止まれ」式の愚劣の極みに達したどこぞの政党の面々には、その多彩さの魅力は分からないだろうけど。![■夕暮れの「曙光」、たまさかの希望――週替わりの夕暮れ[9/22・24]_d0190217_21292478.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201809/24/17/d0190217_21292478.jpg)
●24日
ウォーキングでいつもの西ノ堤池(福岡市城南区)へ。歩いていてふと意識すると、どこかの別々な2本の樹で、順番にツクツクボウシが鳴き始めた。それもしばらくのことで、申し合わせたようにツクツクボウシが静まると、てんでバラバラなコオロギの啼き声が盛り返すが如く……。断末魔を思わせるツクツクボウシの性急な輪唱とも、来年夏までお別れだ。
![■夕暮れの「曙光」、たまさかの希望――週替わりの夕暮れ[9/22・24]_d0190217_21295331.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201809/24/17/d0190217_21295331.jpg)
歩き始めた時から微かに雨がパラついていた。
今日も曇天のままに暮れるのか、と思っていたら、9月も下旬を迎えた夕空は、ささやかなプレゼントを用意してくれた。微かにほの見える夕暮れの「曙光」。有るか無きかの、人の世のたまさかの希望。![■夕暮れの「曙光」、たまさかの希望――週替わりの夕暮れ[9/22・24]_d0190217_21303778.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201809/24/17/d0190217_21303778.jpg)