書家の棚田看山(かんざん)さん(京都郡みやこ町在住)の「愚直にこの道をゆく:棚田看山古希書展」が、明日からコスメイト行橋で開かれる(12日まで)。
小社でその図録(A4判変型/40ページ/頒価1000円で会場にて販売)及び出品目録、案内葉書を制作させていただいた。
表紙掲載の作品は「酔翁」。
以下、棚田さんの了承を得て、出品作品41点の一部を掲げさせていただこう。
本来無一物
豚 魚

獨坐二幽篁裏一 弾琴復長嘯
深林人不レ知 明月来相照 「竹里館」王維 *小文字は返り点。
涙
「涙にも色々な涙があります。悲しくて流す涙、嬉しくて流す涙……」(棚田看山)
遠上二寒山一石径斜白雲生處有二人家一停レ車坐愛楓林晩霜葉紅レ於二二月花一
■参考記事
→高校卒業半世紀後のコラボレーション──『田舎日記・一文一筆』→久し振りに装丁を──光畑浩治・棚田看山著『田舎日記・一文一筆』→『田舎日記・一文一筆』文:光畑浩治/書:棚田看山