●6月9日事務所近くの外科病院の壁際の植栽。四季折々、楽しませてもらっている。小さなスペースだが、素人目にも植える植物の選択が洒落ていることが分かる。特に私好みの、目立ちたがりの葉が多くていい。
●6月13日梅雨の間の気晴らしに、佐賀県唐津市の「環境芸術の森」へ。まずは、チラシを掲げておこう。
同地へ行く途中、別荘らしき建物の周囲に咲く紫陽花は、そのまま通過できずに車を停めて写真を撮った。我が家の紫陽花のことを思い、土壌・日当り・肥料そしてそもそもの素性が大事かも知れないことを振り返る。さて、「環境芸術の森」に入場。無人のチケット販売機で購う。入り口の門扉に掲げられた木札、「森へ海を育てる」──標語が実にいい。
これはまさに、小社も出版社としてほんの一翼を担わせてもらっている「森里海連環」のメインテーマだ。
だけど、あまり書き過ぎない方がいい。
園内に何カ所かあったけれど、ただのお説教に堕ちる。
施設内の「風遊山荘」2階からの光景。
オーナー家族の一人と思しき女性から、畳広間に置かれている漆塗りのお膳の上面に外の景色が写り込むことを教えられた。
これまで訪れたカメラマンが、しきりにシャッター・チャンスを窺ったようだ。
でも、さて、これが「環境芸術」だろうか……?
これまた通り過ぎることのできない色の額紫陽花。 山気分を味わわせてくれるせせらぎ。
改めて額紫陽花をアップで撮る。
ヒナゲシか。 この森のシンボル・ツリーとのこと。
[6/17最終]