●8月19日新しい仕事の打ち合わせで朝から行橋に直行、昼頃に解放されて一人になったら、無性に雲、それに何でもない田舎道が愛おしくなった。これほど空と雲の下に居ることが気持ちいいのに、いつも俺はパソコンに向かって何をしているのか、と。![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21560619.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21560619.jpg)
●8月21日
さあ、ウォーキングに。今日も雲が出迎えてくれる。![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21581174.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21581174.jpg)
こういう空が好きだなんてことは、その理由を自分では説明できない。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21570630.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21570630.jpg)
はて、15メートル先にぶら下がっているのは、ゴーヤー……?
最初はこんなに赤かったのだろうか。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21571717.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21571717.jpg)
この花の色と気ままな感じがいいね。
何をするために生まれてきたのか──そう振り返らせてくれる。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21572954.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21572954.jpg)
今日啼いている主役はツクツクボウシ。
10頭(と数えるらしい)位は区別できそうな鳴き声のトーンとタイミング。
蟬の中で一番個性的な種族ではないだろうか。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21574237.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21574237.jpg)
襟を正して見直した花壇中の花。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21575841.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21575841.jpg)
それぞれが好きなように。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21584082.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21584082.jpg)
夕暮れと娘二人と。
我々も勿論、宇宙空間に居るのだ。
![■約束のとおりになることが いたましくないか──石原吉郎詩、そして週替わりの夕暮れ[8/19-21]_d0190217_21590499.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202208/21/17/d0190217_21590499.jpg)
夜がやって来る
石原吉郎
駝鳥のような足が あるいて行く夕暮れがさびしくないか のっそりとあがりこんで来る夜が いやらしくないか たしかめもせずにその時刻に なることに耐えられるか 階段のようにおりて 行くだけの夜に耐えられるか 潮にひきのこされる ようにひとり休息へ のこされるのがおそろしくないか 約束を信じながら 信じた 約束のとおりになることが いたましくないか ──『石原吉郎詩集』思潮社、1976年
約束のとおりの夕暮れを見納めて帰路に着く。
[8/26最終]