先週開催した「ささのや会」中の雑談で、この柳の枝の幾つかのもつれを、風のせいかどうかと話題にした。
数年前にだいぶ伐採されて柳は1本のみとなったが、伐採前の他の柳でもこの小さな巣の如きもつれを見掛けた。
![■異国の池のほとりで哭(おら)ぶ夜――そして週替わりの夕暮れ[1/31-2-5]_d0190217_22245725.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202302/05/17/d0190217_22245725.jpg)
ここまで丸裸の如く刈り込まねばならないか。
![■異国の池のほとりで哭(おら)ぶ夜――そして週替わりの夕暮れ[1/31-2-5]_d0190217_22250618.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202302/05/17/d0190217_22250618.jpg)
最大周囲800メートル程の池をいつも9周もしくは10周するのだが、今日は3〜4周するうち、池傍の叢の一角に男性が一人坐り込んで何やらしゃべっているのが聞こえてきた。
かなりの大声と早口の様子は、如何にも誰かを、或いは何かを罵っているふうだ。
遠目だが40歳前後か、500cc缶ビールを呷り、忙し気に煙草を喫っている。そばのビニール袋には缶ビールが何本か入っているようだ。
時々首を回して周囲を窺い、また大声を上げる。どうやら、日本語でも、中国語でも韓国語でもなさそうだ。二度訪れただけだがベトナムの言葉でもなさそうで、マレーシアとかインドネシアの言葉なのか……。言葉の分かる人間に聞かれることを恐れながら、「日本人の、バカヤロー!」とでも言っているのか。
10周目の時には姿が見えなかったが、一人で議論をしているような、なかなかの饒舌と執念だった。この池が色々な人の役に立っていることを確認できた夜。![■異国の池のほとりで哭(おら)ぶ夜――そして週替わりの夕暮れ[1/31-2-5]_d0190217_22251563.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202302/05/17/d0190217_22251563.jpg)
それでも一日は終わる。
![■異国の池のほとりで哭(おら)ぶ夜――そして週替わりの夕暮れ[1/31-2-5]_d0190217_22252460.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202302/05/17/d0190217_22252460.jpg)
低い位置に大きくて丸い月が現れた。