座席にはスリッパ。アイマスク・ハンドジェル・ハンドクリームが入ったアメニティセット、地元有名菓子舗の小箱入り菓子セットが配られ、さらに売店ではビールやコーヒーが2回までサービス、自動販売機の飲み物は常時無料という特典付き。
水の動きには時間を忘れて見入ってしまう。

紛れもない大海原。

3年半振り、3時間半かかって、釜山港へ “帰ってきた”。
釜山港大橋。
国際旅客ターミナルから釜山駅までは、以前はタクシーを使うしかなかったが、新しく「ハヌルタリ(ハヌル橋)」と呼ばれる、道路や線路を跨ぐ歩行者専用橋が設置され、歩いて10分で行けるようになった。下は釜山駅東口側。線路に沿って山吹色の小さな花が。
まずは、外せない釜山名物の一つを食べに、釜山駅西口近くの食堂へ。
並んでいるのは10人位、今日は少ない方だ。

デジクッパ、要するに豚雑炊。
かなり空腹だったし食べ物は撮り慣れないので雑になったけれど、底の方から何切れも肉が出てくる。

長い間、整備工事中だった釜山駅前。
全貌を見るのは今回が初めてではないか。地下鉄釜山駅のホーム。
どこの駅も線路との間にきちんと仕切りがある。

地下鉄の乗客や通りで見る限り、マスク姿の割合は、福岡市が60%とすれば半分の30%程度か。
個々人の方針がはっきりとあるようで、車内や店に入る前にマスクを着けるという人は見掛けなかった。

2020年にオープンしたらしい海岸沿いのレジャースポット「海雲台(へウンデ)ブルーラインパーク」へ。
「海岸列車」と「スカイカプセル」の二つがあり、「海岸列車」はかつての鉄道の廃線区間(海雲台─松亭〔ソンジョン〕海水浴場、4.8km)を利用した観光列車、「スカイカプセル」は列車の上に設置された小さなモノレール。
出発駅から西側を眺める。

「海岸列車」が擦れ違う。
駅ホームでの祈願風景。

景色のいい海岸線だ。
ふと、福岡市や北九州市でもこういう列車を走らせられないか、などと柄にもないことを夢想する。
紅い灯台が立つ港。行き帰りともで、畑仕事をしている老夫婦(右下)を見掛ける。
どこにでも生活がある。
単純往復で1時間程度。海雲台に戻ると、建ち上がって間もない「海雲台エルシティランドマークタワー」を見上げる。
高さ411.6m、101階建ての釜山一の超高層ビルで、中国企業が建設したとか。
夕食がてら、広安里(クァンアルリ)海水浴場へ。

広安大橋。

海水浴場近くの「民楽洞刺身通り」。
ビル全体が刺身店なのだろうか、呼び込みが多い。

ようやく入った一軒には様々な人種が居たようだ。

海岸に戻ると、若い路上ミュージシャンが。
なかなかのバラードを聴かせてくれた。

[5.15最終]