■スイセン群落そして蔵王・御釜(おかま)標高1600mでの渋滞──仙台・蔵王・松島の旅 ②[5月3日] |
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2024年 05月 07日
ガイドブックによれば、「村田」から御釜までは約1時間の行程。
訪れた誰もが幸せそうだ。 仲良しは同じ方向を向いて。 のどかな高原の春の日。 まだ桜…だろうか。 ここは元々、スキー場。 奥にはゲレンデがあり、リフトも設置されている。 私は、中学・高校とアイススケートはだいぶやったが、スキーは若かりし加山雄三の映画で垣間見る程度、全く経験無し。 さて、「蔵王エコーライン」に戻り、御釜を目指す。 流石にこの頃私は、自分たちが一体どこに向かっているのか──即ち、高速道路を「村田」で降りてしばらくしてからずっと見続けてきた、あの峰々こそが他ならない「御釜」付近だと理解できてきた。 次第に空気が冷えてくる。 そして、「御釜まで3.2km」という看板を見たことを覚えているが、その辺りから急に車が数珠つなぎ状態となり、あろうことか結構急な坂道で停車しなければならなくなった。 動き始めたと思ったら、10m進んで停まり、3分待って、5m進んで停まり、5分待って、5m進んで停まり、7分待って、5m進んで停まり……といった状態となった。 途中、よほどUターンして道を引き返そうかとも何度か思ったが、ここまで来て……という口惜しさの方がやはり勝った。 私の車のすぐ後ろに居たクラウンなんぞは、途中から、20m程度車間が空かないと敢て車を動かさなくなった。 どうやら若いカップル。 この横着振りの気分はよく分かるが、流石に後続の車も、随分車間が空こうが誰も何もクレームをつけなかった。 ナビを見ると、見事なつづら折が続いている。 所々、「凍結注意」の札が立っている。 その頃には、この5月に道路凍結?…という疑念はどこかに身を潜めてしまい、ここで夕闇が迫ったら本当にどうなるだろう、とも思い始めた。 側溝上に硬く積もっている雪が寒々しい。 そしてようやく私は、この蔵王・御釜付近の標高が1600m程度と、くじゅう三俣山など山頂とそれほど変わらないことに思いを馳せた。 ↓車列の向こうに、遊んでいるのか仕事なのか、何やら長い棒を持って雪の斜面を登る人が居た。 駐車場を出たのは3時半前だったか。 戻り道では、まさかと思ったが、私が辿った時とほとんど変わらない位置まで車列が続いていた。 あのゲートは4時半に閉めると記されていた。 それはそうだろう、係員も車で帰宅するだろうから、この標高では夕暮れ以降が怖い。 だとすると、あの車中で思い思いに談笑中の人たちは、エメラルドグリーンの火口湖をいつまで待ち続けるのだろうか。
by karansha
| 2024-05-07 22:56
| 編集長日記
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