●5月4日
仙台最終日。これがホテル窓から見る遠くの海。広い道路、しっかりとした並木。
今日は電車で松島湾に。日本三景の一つとされるそこには、大小260余りの島々が浮かぶと。松島海岸駅。
シックに仕上げたのだろうか、それとも単に趣味が問題なだけ?
観光桟橋近くの五大堂。「縁結び橋」が架かっている。観光桟橋。朝10時の人だかり。以下、湾内一周遊覧船内から。千貫島。 そうか、ここでは専ら奇岩を楽しむのだな。仁王島。全長252mの福浦橋。
昼食は「松島さかな市場」で海鮮丼。
1時間、並んで待った。
伊達家の菩提寺であった瑞巌寺。
森閑とした山門前。
パンフレットの表裏。境内には巌を彫り込んだ仏像が。
一年中ブーツ履きの私は、靴を脱がなければならない場所は大概敬遠するのだが、何しろ国宝の本堂、已むなくブーツを抱えて室内を歩くことに。
紅葉が綺麗だろうね。
とりわけ各部屋それぞれの障壁画(復元模写)が見事だった。見入るしかない。あちこちから溜め息が。そして、室内もさりながら、縁側から臨む庭が良かった。ずっとそこに佇んでいたい心持ちになる空間。庭を撮るのは構わないだろうと一枚だけ写真を。 こちらは「松島の名庭園」とされる円通院。
庭を楽しむ所。
やはり紅葉の時季がいいだろう。
三慧殿(さんけいでん)は国指定重要文化財。
一昨日訪れた絢爛豪華な瑞鳳殿とは対照的な枯淡の味わい。
片隅の花々。 さて、帰りの時刻だ。
仙台空港ではちょうど落日の時間。
暮れ残る空の色。